ネイティブキャンプの講師には、フィリピンの方が多く、人によっては結構なまりがあるって聞いたけど、本当ですか?
本記事を参考にしていただくことで、以下の内容について知ることができます。
- フィリピンの方が持つ英語の訛りについて
- ネイティブキャンプに在籍する講師の国籍
- 初心者は訛りなんて気にするな
実際に僕がネイティブキャンプのレッスンを受けて、講師の方々が話す英語を確認し、カナダ人であるビーア先生も講師がアップしてる自己紹介動画をみて、彼らの発音をチェックしました!
ネイティブキャンプの講師について気になってた方は、ぜひ参考にしてください。
ネイティブキャンプの講師はフィリピン人が多い
ネイティブキャンプの講師について探ってみたところ、フィリピンの方が全体の半分以上を占めていることがわかりました。
「ネイティブじゃないフィリピン人から英語学ぶのなんて嫌だ」という方もいるかと思うので、まず簡単に以下の内容について紹介していきます。
この章の内容- フィリピンの方が英語を話せる理由
- フィリピン英語の訛りについて
フィリピンの方が英語を話せる理由
フィリピン人が英語を話せる理由には、アメリカによる植民地時代(1898-1942)が影響しています。
アメリカはこの44年の間にフィリピンへ講師を送り、自分たちで英語を1から教え込みました(その説明が以下になります)
全国に公立小学校を建設し、英語を教授用語とし、教師も教材もすべてアメリカが提供するという「アメリカ式教育」がフィリピン全土で行われた。一方母語は教室内での使用が禁止され、英語が唯一の教授用語とされた。 フィリピンの教授用語政策 – 2.アメリカ支配下での英語の普及 – 名古屋大学 大学院国際開発研究科
まとめると「先生はアメリカ人、教科書はアメリカのものを使い、母国語禁止というルールの上、フィリピン人に教育した」ということです。
また、植民地時代が終わり独立した後も英語教育に力を入れ続けたフィリピン教育省は、1974年に“Bilingual Education Policy”(バイリンガル教育政策)を定めました。
バイリンガル教育政策とは、理系科目は英語で行い、文系科目はフィリピノ語で行うという法律です。
英語による授業を小学校から12年間も行うわけですから、なぜフィリピンの方が英語を話せるかの理由がわかります。
それに比べて日本の小学生が受ける英語の授業は、週1回ほどネイティブの先生とちょこっと授業して終わりですよ…
フィリピン英語の訛りについて
してる女の子
フィリピンの方が英語を話せるってのはわかったけど、実際のところ「発音」はどうなの?
正直に言いますと、フィリピン英語には「なまり」があります(かなり個人差あり)
というのは、フィリピンの方は英語を話していても「発音」と「リズム」がタガログ語よりになってる場合が多いんです。
その理由は、フィリピンの方がタガログ語と英語をミックスさせたTaglisを日常的に使うからだと思われます(参考:下記動画 52秒〜)
参考動画ちなみに、フィリピンの方が話す英語が気になる方は、こちらの動画より現地の方が話す英語を聞けますよ(参考:1分28秒〜)
動画を見て「アクセントがちょっと強いな」と思った方もいるかと思いますが、フィリピンの方の全員が全員「クセ」と「なまり」を持ってる訳ではありません。
中には、「きれいな英語」を話す方もみえます。実際に僕の友人は、クリアな聞きとりやすい、ネイティブのような英語を話します。
ネイティブキャンプでフィリピン人講師のレッスンを受けるときは、自己紹介動画で発音をチェックしてから受けるといいですよ!
あと伝え忘れてたけど、ネイティブキャンプに在籍するフィリピンの方は、さっき紹介した「Taglishを使うことはない」から心配いらないよ!
ネイティブキャンプに在籍する講師の国籍
現在120カ国以上の国の方がネイティブキャンプの講師として在籍しています。
こちらでは、ネイティブキャンプに在籍する講師のレビューを僕が実際にレッスンを受けた体験談をもとに共有していきます。
また、ネイティブキャンプの講師による自己紹介動画をビーア先生と見て、彼らの発音チェックもしました!
チェックした講師の国籍- アジア(フィリピン)
- ヨーロッパ(セルビア)
- アフリカ(ナイジェリア)
- ネイティブ
アジア(フィリピン)
ネイティブキャンプには、9943人ものフィリピン人講師が在籍(2020年8月の情報)
人によっては、かなりクセの強い方もいましたが、その割合は1割くらいでした。
逆にフィリピン訛りが少しあるとは言え、まったく問題なく聞きとれるレベルかつ流暢な英語を話す方が多かったなという印象です。
もちろん中には、フィリピン訛りのないキレイな英語を持つ講師の方もいました!
なので、先ほども言いましたが、ネイティブキャンプのレッスンを受けるときは、自己紹介動画であらかじめ発音をチェックしてから受けるといいですよ!
ヨーロッパ(セルビア)
ネイティブキャンプには、1836人ものセルビア人講師が在籍(2020年8月の情報)
結論から言うと、ネイティブキャンプでは、セルビアの方が安定して「上手な英語」を話されます(ネイティブ除く)
最初に書きましたが、これは僕だけの判断ではなく、カナダ人のビーア先生と出した結果です!
フィリピン人講師は、人によって差があるとお伝えしましたが、それに比べセルビアの方は、発音が良く、なまりがあまり無いといった感じで全体的に安定してました。
フィリピン人講師もおすすめですが、セルビア人講師はもっとおすすめです(僕も実際にレッスンを受けてみましたが、Goodでした!)
アフリカ(ナイジェリア)
アフリカと言ってもいろいろな国がありますが、今回は日本でも馴染みのあるナイジェリア人講師のレッスンを実際に受けてみました。
受けてみて思ったのは、英語の音を彼らから学ぶってよりは、会話を通して言葉の言い回し方だったり、文化を学んだりするのがベストなのかなと思います。
アフリカ特有のアクセントがあるとは言え、ナイジェリアの公用語は英語ですし、元気で明るくこっちまで笑顔になれるので、個人的にはおすすめです。
ちなみに僕のおすすめであるナイジェリア人講師は、Ogey先生です!(彼から許可を得て掲載)

ネイティブ
ネイティブ講師の発音は、説明するまでもありませんね。
ちなみに僕は、イギリス人講師のレッスンを受けましたが、めっちゃ優しかったので、気持ちよく会話ができ、大満足でした!
一応情報として、ネイティブキャンプには、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア人の講師は、多く見られましたが、ニュージーランドの方はかなり少なかったです。
ちなみにネイティブキャンプでは、予約をしない限りネイティブの方のレッスンを受けることは難しいです(運がいいと予約しなくても受講可)
実際に検索欄で「ネイティブ」「今すぐレッスン可能」とフィルターをかけたところ、「現在取り込み中」と付いた講師だけが表示されました。

予約にはお金がかかるため、ネイティブキャンプでネイティブのレッスンを受けることは、正直なところ効率が悪いです(1レッスン500コイン=1000円)
ネイティブのレッスンをたくさん受けたいという方は、DMM英会話だと「1レッスンあたり485円〜」なので、業界最安値で受講できます。
あとEFイングリッシュライブは、講師が全員ネイティブなのに月額8,910円とかなり安いので、おすすめです。
下記に以前僕が買いた記事があるので、ぜひ参考にしてください。
【徹底比較】DMM英会話とネイティブキャンプ、選ばれたのは?【コスパ最強】
【講師は全員ネイティブ】EFイングリッシュライブの評判・口コミ【月額も安い】
初心者は訛りなんて気にするな
なまり、クセ、アクセントが強いなどと言ってきましたが、ぶっちゃけ英会話初心者はまったく気にしなくてOKです。
というのも僕がカナダに留学してた最初の1ヶ月くらいは、語学学校の先生を除いてネイティブの方と話す機会なんてほぼなかったんですよね。
それでも語学学校にいたスイス、韓国、ブラジル人の友達とヘタクソな英語でも時間が許す限り会話をして、コミュニケーション力を伸ばしました。
正直、語学学校にいた友達の9割は、ネイティブキャンプにいる講師より普通にレベルが低かったにも関わらず、僕の英語力はグイグイ上がりましたよ。
なぜかと言うと、僕は「質より量を重視した」からです。
英会話の初心者に何が必要かに対する答えは、誰がなんと言おうと僕は「質より量」だと答えます。
講師の自己紹介動画をみて「自分より英語が上手いな」と思った、または、「彼らの英語にクセがあるか判断ができない」という方は、まず量をこなしましょう。
そのあとに「質」を極めればいいんですよ。まずは、完璧を求めず、とにかく聞いて話してのアウトプットをしまくると先が見えてきます。
僕は英語を話せるようになってから人生が変わりました。やった人だけが見れる「景色」をあなもも見てみませんか?
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